海外でスマホ使ってネット利用ができる方法を比較してみた【メリット/デメリット】
皆様こんにちは。
海外旅行や出張において欠かせない物の一つは連絡手段だと思います。iPhoneが生まれネット環境が激変した10年前数年余、海外でもスマホ利用してネットを気軽に利用できないと不便になり、渡航中にスマホが手放せなくなりました。
渡航先でスマホを快適に使うためにはどうすればいいか、それなりに留学、旅行や出張で渡航経験のあるブログ主がざっくり説明したいと思います。
目次
- 事前にネット等で海外SIMを購入する
- そもそもSIMカードとは?
- 日本でポケットWi-Fiをレンタルする
- 渡航先でSIMカードを購入する
- 現地でスマホ&SIMカードを購入する
- 各種キャリアが提供する海外ローミングサービスを利用する
- ホテルやスタバ等が提供しているFree Wi-Fiを利用する。
- さいごに
事前にネット等で海外SIMを購入する
日本から海外キャリア(日本で言うとドコモやソフトバンク、au等通信業者の事)に直接SIMを購入する事は難しいので、Amazon等を利用して、現地SIMを事前購入することができます。
そもそもSIMカードとは?
どのスマホにも内蔵されているカードで、このカードが無いとそもそもネットや電話は使えません。
メリット
・事前にSIMカードを入手できる。
渡航先の空港へ到着後、預け荷物を受け取り場所で待っている間にでもSIMカードの差し替えを行えばすぐに連絡ができるようになります。語学力に不安な人や初めて訪れる国だと勝手が分からないので、事前にSIMカードを用意しておくと安心です。
個人的には観光客の少ない土地に赴く事が多く、勝手が分からない、非英語圏で英語が通じない国だとコミュニケーションに苦労する、また出張だと、日本からの同伴や現地エージェントと動く事が多く、一人行動が制限され出歩く時間もないので、日本で事前に購入するようにしています。
デメリット
・繋がらない/繋がりにくい可能性がある。
自身が渡航する国や地域によってはカバレッジ外であったり、SIMカードを挿入後、VPNの設定などややしこしい手続きを行う必要があります(設定方法については説明書が同封されているとは思いますが)。一方で現地でSIMカードを買えば、大抵お店の人が対応してくれます。
繋がりにくい、を少しでも防ぐためには、購入するSIMカードのキャリアについても事前に調べておく事は必要だと思います。
例えば日本ではドコモ・ソフトバンク・auや、格安通信会社(MVMO)によっては電波が繋がりやすい/にくい等エリアによってあると思いますが、海外は一長一短、そのカバー領域が極端な場合があります(都心部は強いが郊外はダメ、等)。経験上、その国の主要キャリアであれば問題は無いと思います。商品レビューを参考にするとよいかもしれません(○○で使えた、やiphoneでも問題無く使えました、等)。
【キャリア名 + COVERAGE】とGoogle先生に聞いてみると、通信可能エリアのヒートマップ等入手できるので併せて確認することをお勧めします。
・SIMロックが解除されたスマートフォン(SIMフリー)が必要
一部機種を除き、スマホは他社のSIMカードを認識しないようにロックが掛かっています。ロックを解除するためには契約するキャリアへ解除依頼を行う必要があります。
SIMロック解除については以下の記事で書いています(ワイモバイル向けですが、解除方法については各キャリア大体同じです)
デメリットとして書きましたが、現地でSIMカードを買う場合でも、手持ちのスマートフォンのロック解除は必要です。
・現地SIMより割高なプランの可能性が高い。長期滞在には向いていない。
こればかりは仕方がないのかな、と思いますし、割高と言っても後述するポケットWi-Fiに比べるとまだ割安だと思います。
長期滞在を予定している場合であれば、期間次第ですが、プリペイド式の現地SIMを購入し、都度TOP UP/ RECHARGE(利用金額を追加入金する意味)して使用する事をお勧めします。日本とは異なり、海外ではプリペイド式携帯が容易に手に入ります。使いたいだけ使う。不足したらTOP UPする、長期滞在ではこれがベストだと思います。
日本でポケットWi-Fiをレンタルする
イモトのWi-Fi等、ポケットWi-Fiを事前に自宅に送付してもらうor空港で受け取りレンタルする事で、海外でもネットを利用する事ができます。
メリット
・渡航前に空港や自宅で端末を受け取る事ができる。
渡航先に着いてバタバタすることもありません。現地で煩わしい手続きも不要です。
・複数のスマホを同時接続ができる
Wi-Fiのパスワードを同伴者と共有すれば、同伴者もWi-Fi接続ができます。但し、昨今のスマホはテザリング機能が付いている事が殆どなので、海外SIMカードを差したスマホでテザリングすれば、他のスマホもアプリやネットの利用は可能です。よってそこまでメリットとは言い難いです。
・設定が簡単。
スマホの事なんてよく分からない!という方やLINEや現地情報を知る為、UberやGoogle Mapぐらいしかネットは使わない、という方にはお勧めです。
・複数の国を渡航する際に、端末1つで通信が可能
事前に該当するプランを選べば使えます。陸続きのユーロ圏への渡航等では便利です。
一部端末は契約期間の問題でSIMロック解除ができない場合があります。
その際にポケットWi-Fiを使えば、SIMロックされた端末でも海外でネット接続は可能です。
デメリット
・料金プランが割高
年々料金プランは安くはなっていますが、正直高いと思います。5日間の渡航でも8,000円~1万円近く掛る事がありました(体験談)。
・持ち運びが面倒
いくらコンパクトと言え、スマホ+ポケット Wi-Fiの2台持ちになるので、かさばりますし、端末の盗難や紛失の危険性もあります。
・充電が必要。電池の持ちは良くない。
スマホは当然ですが、ポケットWi-Fiも当然充電が必要です。ポケットWi-Fiをお持ちの方なら分かるかと思いますが、端末の電池の持ちもそれほど良いとは言えず、出先で切れてしまうと、当然ネットに繋げなくなります。モバイルバッテリー等持ち歩けば、出先でも充電できますが、さらに荷物がかさばります。
・ギガを常に気にしなければいけなくなる
無制限プラン等もありますが、その場合は高いです。よって割安な1日500MBまでデータ通信可能、等所謂定額プランを選ぶ事になると思いますが、ギガの減りは予想以上に早く、プラン以上に使わないように気を遣う必要があります。
・紛失すると違約金が発生する
保証プランなる物に加入すれば違約金が免除されますが、その分プラン加入の為に追加料金が必要になるためさらに割高になりがちです。
・返却が必要
24時間空港で返却できるサービスは会社によってはありますが、そもそもSIMカードを買えば返却作業を行う必要はありません。
・Pocket Wi-Fiでは電話回線(番号)での通話はできない。
LINE等のアプリを使えば通話はできますが、電話回線での電話はできません。取引先やホテルに連絡したい、緊急時に保険会社や病院、領事館へ電話したい、等電話を使うシーンは少なくはないです。
渡航先でSIMカードを購入する
入国後、キャリアのお店でSIMカードを購入する方法です。わざわざ日本でSIMカードを用意しなくても、空港内でSIMカードを販売しています。メジャーな観光地であれば出店方式で観光客向けのSIMカードを販売している事もあります。
彼らは観光客商売に慣れている為、欲しいSIMカードのプランを指さしてお金を払い、スマホを渡すだけで設定してくれます。その際スマホの表示言語は英語か現地言語に変更しておくとスムーズに対応してもらえます。
プリペイド携帯を購入する為に必要なものはどの国も基本的に
・SIMロック解除済のスマホ(英語若しくは現地語表示へ変更)
・パスポート
があれば購入できます。
メリット
・他の手段の中でも安い
他の手段に比べ安心かつ最安です。例えば、オーストラリアの大手通信業者(厳密に言うとシンガポール)、OPTUS(オプタス)のプランをご覧いただければ分かりますが、
・30 AUD(約2,249円)で28日間、最長89日間の利用が可能(TOP UP必須)
・35GBのデータ通信が可能
・国内通話&TEXTメッセージは無料
・日本への国際電話も無料
とポケットWi-Fiを用意する、日本でSIMを用意するという以前に、正直日本国内よりも破格の条件でスマホでネットが使えます。
オーストラリアを例に挙げましたが、他国も日本に比べれば安くで大容量のデータ通信が可能なSIMが購入できます。日本も見習って頂きたいです。
・設定をお店側がしてくれる。
上述の通りです。相手とコミュニケーションができなくても、プランを指で差して、パスポートを見せとお金を支払いスマホを預けるだけで設定してもらえます。
・日本での利用と同じ環境下でスマホを使える
一度SIMを差し替えアクティベートしてしまえば、通信料等気にせず、スマホが使えます。
デメリット
・購入の際コミュニケーションが必要。
指さしで買う事もできなくはないですが、外国人とのコミュニケーションを極端に恐れる方は難しいかもしれません。あと個人的に非英語圏は結構苦手です。
現地でスマホ&SIMカードを購入する
ガラケーの時代であれば5,000円もあればSIM+端末も買えない事はありませんでしたが、端末が高額になった昨今、この手段はオススメできません。最初から日本未発売の端末を海外で買いたい、とかお目当ての端末が日本で買うより安いから、という理由が無ければSIMカードだけ調達すればよいと思います。
各種キャリアが提供する海外ローミングサービスを利用する
現在利用しているそのままの状態で海外利用する事も可能です。かつては数十万円の請求が来た!等、国内キャリアで海外ローミングサービスを利用する際には恐ろしくて使えたもんじゃない代物でしたが、最近は主要キャリアは海外向けのプランを用意しているようです。主要キャリアを見てみますと
ドコモ
パケットパック海外オプション
現在契約中のデータ通信料の上限が適用されます。
海外パケットし放題
世界データ定額
現在契約中のデータ通信料の上限が適用されます。
メリット
・そのままスマホを利用できる。※
何も設定しなくても使える。最大のメリットかと思います。
※一部、プランの見直しが必要な場合があります。
デメリット
・通話料は定額プランに含まれない。
しかも国際電話になり高いです。
・やっぱり高い
定額プランで安くなったといえど、他の手段に比べると高いです。但し、ドコモやauのプランは渡航先、使い方次第ではポケットWi-Fiより若干割安で利用できそうです。
・データ容量は現在のプランへ依存
定額プランに入ったからといって、データ容量無制限になるわけでは無いので、容量については注意すべきです。※
※ソフトバンクは容量無制限ですが、速度低下を示唆する文言があります。
・自分の契約プランが海外ローミング適用内なのかが分かりにくい
海外利用のプランに入っていると思いきや、帰国後高額請求を受けるなんて想像するだけでもゾッとします。使い方を誤ると高額請求が来る可能性のある方法は個人的には別の手段を使いたくなります。
但し、何年先になるか分かりませんが、データ通信(通話は除く)に関しては利用障壁が下がり、海外でも気軽にネットが利用できそうな雰囲気はあるので、今後の企業努力に期待したい所です。
ホテルやスタバ等が提供しているFree Wi-Fiを利用する。
読んで字のごとく、無料で提供されるWi-Fiを利用しちゃおう、という話です。
メリット
・無料で利用できる。
無料、これ最強です。普段のスマホ漬けの毎日から自分を解き放つ良い機会になるかもしれません。必要な事はホテルに帰って調べたり、LINE等で話せばそこまで不自由さは感じないと思います。
デメリット
・出先で利用できない可能性が高い。
あくまでWi-Fiの電波が届く範囲内での利用に限られます。
・電話番号による通話は行えない。
Pocket Wi-Fiと同様です。
さいごに
長々と書きましたが、どれが一番優れているかを決める話では無いので、それぞれの特徴を理解したうえで使い分ける事をお勧めします。
個人的には電話回線は確保したいところです。仕事では(会社携帯+事前にネットでSimカードを購入)、個人の旅行であれば現地Wi-Fiを拾う(要すれば現地でSimを購入)程度で十分だと思います。
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