アイルランド留学あれこれ【留学準備について】
皆さまこんにちは。
前回はアイルランド留学のメリット/デメリットについて書きました。
今回は、アイルランド留学の為の留学準備について初めて留学を行う人向けにあれこれを主観的な見解で書きたいと思います。率直な意見もあるので、異論があるかたもいらっしゃるかもしれませんが、一意見として流して頂けると幸いです。あと無駄に長いですし、写真もございません。。永久保存版です。
- アイルランドへ留学したい、どうすれば?
- 留学までの大まかな流れ
- ・パスポートの残存期限確認と更新/発行
- ・IELTS/TOEFLスコアを要件通り満たす/英語の復習を行う
- ・学校選び
- ・申し込み&入学金払い込み
- ・入学証明書受領
- ・航空券発行(往復)
- ・海外留学保険の加入
- ・英文の残高証明書の発行(90日以上の滞在の場合)
- ・現地で口座開設(90日以上滞在でビザ申請が必要な場合のみ)
- ・学生ビザの申請(90日以上滞在でビザ申請が必要な場合のみ)
- まとめ
アイルランドへ留学したい、どうすれば?
そもそも、アイルランドへ留学したい、という方がどれだけいるのでしょうか?少なくともアイルランドへ行ったことがある、という人にリアルで出会ったことがわたしはありません。
もし、留学したい、そういう場合どうすればいいのか?情報化社会の昨今、Google先生にストレートに【アイルランド留学 】と聞くのが一番いいと思いますが、それを言っちゃおしまいなので、経験談踏まえざっくり説明したいと思います。
アイルランドへの短期留学で有れば90日以内(3カ月)の滞在では日本人の世界1位のパスポートパワーのお陰でノービザです。
それ以上の滞在で有れば現地でビザの発給申請を行う必要があります。
何がしたいのか?とどんな手続きを行えばいいのか?を明確にすれば、アイルランド留学は他の留学先と大差はなく、アメリカのESTAのような入国前の事前手続きも無いのでむしろ、敷居は高くないと思います。ただただ日本から遠いのが難点です。
留学までの大まかな流れ
現地情報や 渡航迄の手続き、準備は地球の歩き方等見れば大体わかりますが、手続き系のおおまかな流れは
・パスポートの期限確認と更新/発行
・IELTS/TOEFLスコアを要件通り満たす/英語の復習を行う
・学校選び
・申し込み&入学金払い込み
・入学証明書受領
・航空券発行(往復)
・海外留学保険の加入
・英文の残高証明書の発行(90日以上の滞在の場合)
・現地で口座開設(3カ月以上のビザ申請が必要な場合)
・入国後1カ月以内にダブリンに留学の場合は入国管理局、その他地方へ留学の場合はGarda(警察署)にてビザ発給申請を行う。
といった感じです。一般的な語学留学であれば準備に掛かる期間は3,4カ月程度から半年を見ておいた方が良いと思います。
大学進学コース入学を目標としている場合は自身の語学力と相談の上、渡航準備とは別に計画的なスケジューリングが必要です。IELTS/TOEFLの試験日程は限られています。必要とするスコアに届かない、学校にApplyできない、と最悪のパターンもあり得ます。あとIELTSは申し込み締め切りがTOEFLに比べ早いので何度も受けるというのは難しいと思います。試験料高いですし。
IELTSとは
・パスポートの残存期限確認と更新/発行
多くを語る必要は無いと思います。注意点として
・アイルランド入国の際はパスポートの残存期限は概ね6カ月以上が条件
・IELTSの受験を日本国内で行う際にはパスポートが必要。
があります。また新規申請を行う場合は、発給まで1週間は掛かると思いますので、余裕をもって申請する事をお勧めします。
・IELTS/TOEFLスコアを要件通り満たす/英語の復習を行う
後述しますが、大学進学を目的とした語学留学の場合は語学学校へ事前にIELTS/TOEFLスコアの提出が必要となります。
短期留学や、ただ語学留学を行いたい、という場合はスコアの提出は必要はないです。ただ、語学留学された方の所感を綴ったブログや書籍には【留学前に英語の勉強をしていればよかった】という事が通過儀礼のように書かれていることが多いです。留学してから英語を学ぶのは遅いと言えます。
前提として、一般的に語学学校では初日に自身の語学力に即したクラス分けテストを行います。
Primary/Elementary(初級コース)
アジア系の留学生多し。日本人の語学学生や大学から来た研修生もこの層に多いイメージ。クラスは中高で習った内容のおさらいみたいなレベル。えーと、とか日本語で言っちゃう感じでまだ、英語表現に難がある、恥ずかしいと思う、英語脳が出来上がっていない層も多いのが初級コースだと思います。
Intermediate(中級コース)
書く、聞く、話すが概ねできる。アジア系の学生やラテン系の非英語圏の学生もちらほらいるイメージです。日本人が真面目に復習していれば、このクラスには十分入れます。日常生活であれば、意思疎通はできるレベルと言えます。新聞やテレビ、学術書等情報量の多い文章や会話を短時間で理解する/表現するレベルには達していないません。
Advanced(上級コース)
ヨーロッパ系の学生や、大学を目指すアジア系の学生が多い。アサインメントもEssayを書かされたり、大学の講義で使いそうなアカデミックな内容も扱う。【この人は普通に英語できるな】とコミュニケーションをしていたら感じるレベル。
更に細かくクラス分けされている学校もありますが、概ね3つのレベル設定がされていると思います。
もし無学でテストを受けたらどうなるのか?全力で臨んだテストではないので結果は期待通りとはいかないでしょう。テストは当然スピーキングもあります。総合的に判断されます。それなりに日本で復習していればIntermediateからスタートすると思います。
Primary/Elementaryコースにはいっちゃったらどうなるのか?日本で勉強したことを、遠く離れた留学先で改めて学ぶことになります。日本人やアジア人しかいないクラスでSVOの意味やらSingularとPluralの使い方だの勉強をすることになるわけです(初歩から学びたい、という方もいるので、個人の好みににはなりますが)。
誤解が無いように断っておくと、アジア人が悪い、というわけでは無いです。ただ、アジア人とその母国語と文化を学びたかったらわたしなら、その国に行って学びます。わざわざ英語圏のアイルランドまできて、授業中に英語以外の言語を耳にしながら、英語を学ぶ必要があるのか?というのがわたしの考えです。
留学の考え方は人それぞれですが、外国の雰囲気を感じたい、取り敢えず学べればそれでいい、という考えもありだと思いますが、留学費用は半年でも生活費込みで100万円以上はするとおもいます。既に日本で習った基礎的な英語を高い渡航費/学費を払ってまで学びに行くのはどうなのか、と思います。
最低限の語学力は日本で復習し、クラス分けでできるだけ上のクラスからスタートすることができれば、留学の効果を実感できると思います。アイルランドは語学を学ぶ環境が整っていますので。。
日本人の大部分は英語の義務教育+高校英語でみっちり学んできているので、素養はあると思いますので、敢えて新しい事を学ぶのではなく、復習する事が大事だと思います。スピーキングに関しては若干対策が必要だと思います。。
・学校選び
語学学校は大きく二つに分かれます。
・私立語学学校
読んで字のごとく。都心部に多く、規模や設備の充実さ、サービスやホスピタリティは千差万別ですが、概ねアットホームな環境で、アクティビティも充実しており、カジュアルに語学を学びたい方にはお勧めかもしれません。
学校の設備関連については、大学の設備を利用できる大学付属語学学校と同等の学校は限られると思います。
私立語学学校を選ぶ場合はHPやエージェントのサイト記載内容を確認したり、エージェントに問い合わせる。さらに細かく知りたい場合はその学校に直接問い合わせをするべきだと思います。
よく【日本人がすくない】等謳っているエージェントのサイト等ありますが、んなことあるかいな、というのが正直な感想です。
こんなにネットや書籍上でかつ日本語で大々的に紹介されている語学学校に日本人が少ないはずないやろ、ということで現時点での日本人の比率は語学学校に直接問い合わせるべきです。
・大学付属語学学校
読んで字のごとく。大学のキャンパス内、もしくは一部に教室を構えているタイプが多いです。大学付属ということもありアカデミックな授業を受ける事もでき、語学を高いレベルで学びたい、という方にはお勧めだともいます。また図書館などの大学の設備も利用でき、学生証を付与されたりもします。
学校によっては現地学生との交流の機会を得られるので、ネイティブイングリッシュとの接点も増えますし、疑似キャンパスライフを満喫したい方にはお勧めかもしれません。一方で、カジュアルな語学留学で有れば私立語学学校がお勧めかもしれません。
あくまで経験上ですが、ホスピタリティさには欠ける、ビジネスライクな印象を受けます。それはホストファミリーの手配で有ったり、授業内容や、アクティビティ等端々で感じられます。
また、日本人が多いか少ないかですが、大学付属語学学校の方が私学より遭遇する確率は高いと思います。理由は語学学校の大元の大学が、日本の大学と姉妹協定を結んでいたり、結んでいなくても単位取得の一環として留学先受け入れを行っている可能性が高いからです。研修感覚で日本の学生が流れ込んでくるわけです。
もし、気になる語学学校があれば、現地大学と姉妹協定を結んでいる大学が無いか、また語学学校名を日本語でGoogle先生に聞けば、語学研修の案内などがヒットする事もあるので、確認することをお勧めします。プラス、上述した通り、日本国内で今まで学んだ英語を復習し、クラス分けテストで満足いく成績を収められるように準備しておきましょう。現地で日本人学生と学ぶ確率は減るはずです。
日本人の多さは語学留学において重要な要素です。学校に「何月から留学する予定だけどその時期日本人留学生は多いですか?」等直接問い合わせすることをお勧めします。
・留学の条件を整理する
学校特徴を理解したうえで、まずは目的に合わせましょう。短期留学なのか長期留学なのか、大学(院)進学なのか、語学を学ぶために進学するのか。はたまたワーキングホリデーで最低限の語学勉強をしたいのか。。留学の目的によって学校選びは変わってくると思います。まずは整理してみる事をお勧めします。
留学の条件の例:
・いつから行きたいか(期間)
・都会か田舎か
・大学付属か私学か
・規模はどれくらいか(少人数希望等)
・アクティビティはあるか(休日の観光ツアー等)
・何をしたいのか(ここに行きたい、等)
・どれくらいの英語力を望むのか(スピーキングを伸ばしたい、等)
・何を勉強したいのか
・どれぐらいの予算か
・一般英語コース/試験対策コース
基本的に入学時期は無く原則いつでも入学できます。基礎的な英語からアカデミックな英語までレベルに合わせてクラス分けされます。2~3人の少人数から10数人強の規模が一般的と言えます。試験対策コースは上述したIELTS/TOEFL対策用のコースです。
・大学進学準備コース (ファウンデーションコース)
読んで字のごとく、大学(院)へ進学したい人向けのコースです。このコースは一部の大学付属語学学校のみあります。
英語圏外の学生は語学力以前に、教育システムにギャップを感じる事があるとおもいます。当該コースは、留学生が大学生活で困らないように、授業の受け方、ノートの取り方や、プレゼンテーションの手法、論文の書き方、専攻する学部のコースワークの一部を学びます。コースを無事修了することができれば付属の大学or提携大学へ編入/入学できます。
もし、留学前に要求スコアに満たない場合は、ファウンデーションコースでは無く、一般英語コースやファウンデーション準備コース/IELTS対策コースを経由してファウンデーションコースへ入学する道もあります。
ファウンデーションコースはアカデミックレベルなので英語の理解そのものより実学的な部分含めかなりの勉強量を要求されます。
アイルランドに限らず、大学進学準備コースは海外大学付属の語学学校には用意されていたりするので、まずそのコースに入学できることを目標に語学力を高めるのが良いかもしれません。
・入学条件
入学条件は高校を卒業していて、かつ語学学校が要求するIELTS/TOEFLスコアを事前に日本国内で取った上で、コース申請を行う必要があります。つまり、英語はそれなりに使える、という前提で入学します。
Undergraduate(学士)であれば概ね IELTS全体スコアが5.0~5.5程度と思われます。これはアイルランド限らず英語圏の語学学校では標準的だと思います。
Postgraduate(修士)レベルだと、最低でも全体スコアが6.5、名門大学だと7.0から8.0は要求されます。大学によっては大学進学準備コースを設けていない語学学校もあります。因みにアイルランドでは無いですが、わたしが進学したオーストラリアの大学には準備コースはありませんでした。
例として、アイルランドにある、リムリック大学付属の語学学校に記載の入学条件は
All Students must meet the English language requirements. Any one of the following will be accepted:
IELTS score of 5.0, with no less than 5.0 in any one component or
TOEFL score of 200 on the computer-based test
TOEFL score of 530 on the paper-based test
TOEFL score of 75 on IBT
A grade B on the Cambridge First Certificate Examination
A Grade D1 on the University of Limerick Language Centre English Language Test
引用:International Foundation Programme | University of Limerick
とあります。5.0であれば大学受験レベルで何とかなると思います。但し、上述のとおり、リスニングや、ライティング等各セクションのスコアが5.0より下回っていた場合は要件を満たしたとは言えません。注意が必要です。
A Grade D1 on the University of Limerick Language Centre English Language Test
とも記載が有るので、この語学学校の場合、スコアが無くても A Grade D1クラスのテストを受け、修了できれば、ファウンデーションコースに進学できるようです。
・入学時期
大学進学とリンクしており、セメスター制を採用している学校が多く、入学時期に指定があります。先程のリムリック大学付属の語学学校では
Course Dates and Fees
The International Foundation Programme will start on Friday 07 September 2018 with induction days and will end on Friday 03 May 2019. Students must attend the course from Friday 07 September.
引用:International Foundation Programme | University of Limerick
と入学時期は定められているので注意が必要です。
・情報集めと手続きをはどう進めればいいのか?
自分の条件に対し、細かな情報を集めるためにはどうしたらいいの?という話ですが、アイルランド問わず、留学全般に言える事ですが、大まかに3つぐらいの手段に分かれると思います。
1.ネットや書籍を駆使して自分で情報を集める
2.エージェントにアレンジを頼む(ネット/留学セミナー)
3.大学の留学プログラムを利用する(大学がアレンジ)
わたしは、1を選びました。厳密に言うと、3も使いました。通っていた大学の国際課的なところに単位取得や大学進学までのアドバイスは受けましたが、現地大学へのコンタクトだったり、旅券やビザの取得等々、手続き関連は調べながら自身で行いました。当時でもネット環境は発達していたので調べればわからない事は無かったです。
エージェントに頼る、とういう手段もありますが、こちらが分からない事を良いことに、誰でもできる手続きに結構な額の手数料を要求したりするケースもあるので、あまりお勧めしたくはありません。留学セミナーなるものにも参加したことはありますが、こんなにお金とるの!?と驚いた記憶があります。やはりエージェントも営利目的なので仕方が無い事ですが。
ここまでは無料で相談に乗ってくれる、といった良心的なエージェントが有れば部分的に頼るのも有りかと思います。
特に上で挙げた自身の留学の条件を元に、エージェントにアイルランドの語学学校でいい所ないですかー?なんてメールで問い合わせるといくらか候補を無料で教えてもらえます。その語学学校のHPを見るなり、Google先生に聞くなり(ストリートビューなんか良いかもしれません)すれば大体の事は分かります。そういうエージェントの活用は有りかと思います。
個人的には、留学は【準備するところから留学】だと思います。知らないから、分からないからという理由でエージェントに丸投げするのは留学してからの苦労を乗り越えられるとは思えません。出来る限り自身で準備する事を個人的にはお勧めします。
わたしが留学した当時からあるHPで今でも健在の良心的なエージェント?のサイトを一つご紹介致します。
アイルランド留学クラブさんは、当時メールで何件か問合せしましたが、有益な情報を丁寧に回答頂けました(ご利用は自己責任でお願いします)。
・申し込み&入学金払い込み
ここの学校にしよう、と決めれば申し込みしましょう。その際には
・学校に直接申し込む(英語)
・エージェント経由で申し込む(日本語/英語)
形になるともいますが、必要なフォーマットに入力して、提出するだけなので、どちらでもいいと良いと思います。この編までは手数料無料で代行してくれるエージェントもいます。 日本語のサポートも受けられるので、英語力に自信のない方は頼っても良いかもしれません。英語表記といっても、ネットや辞書で単語を調べればなんてことないと思いますが。。
申し込みの際に、ホームステイ/寮や空港到着時のピックアップサービスの要否なども申し込み記入欄に入っていると思います。個人的な感覚として、ホームステイは当たり外れがあるので、わたしの場合は、最初の数カ月等は腰掛でホームステイにし、期間中に、シェアハウスへ引っ越しました。アイルランドのホスピタリティの良さを体験する意味でもホームステイも良いかもしれません。
入金についても学校へ直接海外送金する、エージェントの指定する国内口座へ送金する2パターンがあります。海外送金は数百万円単位で送金する場合手数料が万単位で掛かるので、出来るだけ手数料が抑えられる銀行から送金することをお勧めします。
エージェントの指定する口座に入金する場合でも為替相場に上乗せされた金額を入金する必要があるので、どれだけ+αで支払う必要があるのかはエージェントのHPや直接問い合わせをして確認する事をお勧めします。
入国審査で、学費を支払った証明書を提出要求を受ける事があるので、領収書は提出できるよう保管しておきましょう。
・入学証明書受領
支払いが終われば、入学証明書が送られてきます。記載内容に誤りがないか確認しましょう。
・航空券発行(往復)
必ず往復チケットを取りましょう。片道チケットで入国審査ではじかれる可能性があります。そんな危険を冒す必要は無いと思います。
留学以前の話ですが、航空券にはOPENチケットとFIXチケットがありますが、帰国日が決まっている場合はFIXチケットを購入、帰国日を変更したい場合はOPENチケットを購入します。値段はOPEN>FIXが一般的です。短期留学なら帰国日は決まっているのでFIXで良いと思います。1年以上の長期留学で有れば帰国日も変わると思うのでOPENが良いかと思います。
尚、日本からアイルランドへの直行便はありません。第三国を経由してアイルランド入りをします。経由地は大体は
・イギリス(ロンドンヒースロー空港)
・その他ヨーロッパ(オランダ スキポール/フランス シャルルドゴール等)
・中東(ドバイ等)
が一般的です。わたしは初アイルランドもその後の個人旅行でも全てヒースロー経由しました。広いので乗り継ぎが面倒&入国審査が厳しいことで有名ですが特にトラブルにあったことは無いです。初めて来たときはイギリス英語が聞き取りずらいなーと感じた程度です。アイルランドに語学留学に行く、と明確に言えば大丈夫です。
ヒースロー空港乗り継ぎ案内(乗り換え案内)|アイルランド留学完全ガイド
・海外留学保険の加入
留学保険に加入しましょう。割高になりますが、日本の保険会社を利用したほうが、24時間日本語対応可能なコールセンターがある等、手厚いサービスを受けられるのでお勧めかと思います。尚、クレジットカードに保険が付帯されているものありますが、留学保険+αで考えた方がいいと思います。異国の地で緊急事態が発生した時に重要なのは保証額の問題もですが、日本語でスムーズな対応を受けられることが一番だと個人的には思います。
・英文の残高証明書の発行(90日以上の滞在の場合)
留学に差し支えの無い資産を保有しているかを入国審査時に確認されます。日本国内で発行してもらいましょう。
基本的に3000€あれば大丈夫、というのがネット上の情報です(1カ月500€計算)。わたしは、1年間以上を想定していたので、5000€位入金していた覚えがあります。
注意点として、出発の1ヵ月以内に発行した証明書が必要となるので、計画的に申請しておきましょう。わたしはSMBCでしたが、1週間程度で郵送されました。
・現地で口座開設(90日以上滞在でビザ申請が必要な場合のみ)
調べてみると、口座開設の要否は当時の留学していた状況と異なる可能性が高いです。当時は入国後、現地で口座を開設し、資金の移動を行う必要がありました。現地での口座開設は多少骨折りな作業ですが、幸いわたしの通う大学には銀行が併設されていた為、事情を汲み取っている担当の方が手際よく手続き処理頂いたので問題はありませんでした。スタッフによるみたいです。
不要との話:【最新情報】外国人登録の方法を徹底解説
必要との話:アイルランドで銀行口座を開設|アイルランド留学完全ガイド
・学生ビザの申請(90日以上滞在でビザ申請が必要な場合のみ)
入国後1カ月以内にダブリンに留学の場合は入国管理局、その他地方へ留学の場合はGarda(警察署)にてビザ発給申請を行う。
これも入国後の話です。わたしは地方へ留学したのでGarda(警察署)にてビザ発給申請を行いました。
まとめ
・90日以内の滞在ならビザは不要!
・留学の目的と条件を整理する。
・頼れるところはエージェントに頼る。
・英語は留学してから勉強するのではなく、日本で予習しておきましょう!
クラス分けテストがあります。
次回は、アイルランドへ留学するならどの都市がお勧めか、を書きたいと思います。