スマホゲームをダウンロードしたら少年時代のミニ四駆への熱い想いがこみ上げてきた【超速GP】
皆様こんにちは
小話で書こうと思っていたのですが、あまりに尺が長くなってしまったため、1本の記事として書き直した次第です。
本日はおじさんホイホイの内容でお送りしたいと思います。よって株取引の報告は後です(おい!)。
実は少年時代の思い出が蘇りそうな、そんなアプリを見つけました。
ミニ四駆 超速グランプリ 【超速GP】
というやつです。
アプリをダウンロードし、ゲームを始めると強制で動画が流れます。正直リセマラするにはうっとうしくて仕方がないのですが、
小さなレーサーだった全ての大人へ・・・・
なんてちょっと大人が見ると昔の思い出を偲ばせる、センチな感じの雰囲気でゲームは始まりますが、正直言わせてもらうと、何するにも大金使わせる、ミニ四駆の嫌なトラウマが蘇りました。今度は大人に成長した当時の子供達を搾取しようって魂胆ですか!
今回はアプリをプレイしていたら昔のミニ四駆へのトラウマが蘇ってきた、そんな内容をつらつら書いていきたいと思います。
その昔流行ったミニ四駆
ミニ四駆、めっちゃ流行りましたよね。世代によってシャーシやボディの種類や、アニメも違ったりしますが、私はレッツ&ゴー世代で、所謂フルカウルミニ四駆というやつです。
空力ボディ&シャーシが売りで子供ながら【ダウンフォースとかなんだかよく分からなけど横文字かっこいい!】と感じたものです。あんな小さい物体に空力もくそもないやろ、と今では疑問に思うわけですが。。
どう考えても直進しか選択肢が無いミニ四駆がアニメでは主人公の意のままに加速したり曲がったり(一応電子制御チップが内蔵されているという設定ではありますが)、涙に触発されてマシンが輝き出しスペック以上の底力を出す、挙句の果てには空を飛ぶ。
・・・・んなことあるかい、と言いいたところですが、純な子供心をこれでもかとくすぐり倒す、良いアニメでした。
アニメ劇中、爆走するミニ四駆についていかなきゃいけないもんで、主人公たちは基礎体力をつけるために人間側も、【マシンの性能を引き出すためには僕も頑張らなきゃ・・・】なんて言ってトレーニングとかしちゃうんですよ、頭おかし泣いてましたね。。その日気分が高まって【母さん!ランニングしてくる!】なんてミニ四駆握りしめて言っちゃったりして。
アニメを観たら当然マイミニ四駆が欲しくなる。そしてアニメみたいに速くさせたい。ロマンです。そう考えるのは必然。だっておとこの子だもん!
価格設定がおかしい
なけなしのお小遣いを貯めて買っていました。しかしタミヤさん、価格設定がおかしいでしょ!
マイミニ四駆
どうすれば速くなるのか、パーツを買ってチューンアップする必要があります。そのパーツが上述の通り、むちゃくちゃ高いんです!!
ボールベアリングとか服についた食べ残しのお米粒みたいなのが4粒で700円とか、1円玉に穴開けただけみたいな大径アルミベアリングローラーも700円くらいでしょうか、いやいや本体より高いって、プリンター商法かよ、って子供ながら【こんなのが700円か・・・プラモデル買えるやん。あぁ(涙目)】なんて思いながら断腸の思いでパーツを買っていました。しかもこれ付けたからって大して変わらない、速くなるらしい、っていうレベルで買うんだから正気の沙汰じゃない。
ベアリング(食べ残しのお米粒)
大径アルミベアリング(1円玉をくりぬいたやつ)
子供心ながらベアリングは儲かるんだ、記憶が尾を引いて就活ではベアリングメーカーを受けたくらいトラウマになりました(関係ない)。子供相手にまったくもってあくどい商売ですよ。
それがこのアプリでは、課金という悪魔の姿に形を変え、大きな子供達を更なる泥沼に誘おうとするわけです。もう金持ってますからね。当時だって金銭感覚マヒしてますから。
因みに、リアルミニ四駆を人前に出せる&戦えるレベルに仕上げるための最低ライン(金額は当時の記憶を頼りに)は
ミニ四駆本体:600円
レヴチューンモーター:400円
ボールベアリング:700円
大径アルミベアリングローラー:700円×2カ所
リアバンパー:400円
フロント&リアステー:900円
スポンジタイヤ:600円
バッテリー: 500円ぐらい
ケース:2500円
充電電池:1500円(4本セット)
充電器:5000円
小物入れ:100均
工具類:100均(やる気度に応じる)
合計:4,800円ぐらい(本体+パーツ)
お米粒(ベアリング)>本体です。
そのロジックが未だに理解できません。リアルな車で言ったら車体よりホイールとタイヤのセットの方が高い!とかそんな状態ですよ。
ミニ四駆を納めるケースはホムセン等で売っている工具箱や、充電池と充電器は代用品を使うとしても、最低ラインに立てる金額は4,800円ぐらいです。子供向けなのに気軽に買えるレベルではないです。
メンテナンスには精密ドライバーなどの工具も必要。タチが悪いのが、プラスチックの塊なんで結構すぐ壊れるんです。ボディ含めて消耗品。だからランニングコストも掛かります。シャーシも割れます。当時100円均一も出始めで、重宝した記憶があります。
もっと突き詰めると、カーブで速度低下を低減させながらコースアウトしないようなローラーを追加したりボディを部分的に重くしたり、モーターの性能を生かすためにギヤ比を替えたり、こだわり始めるとパーツ代はさらにかさみます。挙句の果てにスピードを計測するマシンなんかあったり、それほんまにいるん?というものまで買い漁っている友人も結構いて、美を追求するため、美顔器をローンで買う女子を彷彿とさせる執念を感じます。
いざ大会に出るとなれば、ニッカド充電池ではなく、タミヤ純正のパワーチャンプという金色に輝く趣味の悪い乾電池を使います。いま振り返るとどうやってそんなお金をどこから捻出したのか正直思い出せないレベルの出費力です。
まあでも燃費の悪いスポーツカーを所有している気分でしょうか、大人も一緒に楽しんでいた感もありましたし、父親が必要工具とか買ってくれたりとかもあったんではないでしょうか?私の父はリアル車は好きでしたがミニ四駆には全く関心を示しませんでしたが。。
そもそも、本体だけ買っても遊べない、というところが詐、商魂たくましというか、私の世代はミニ四駆の心臓部であるモーターは別売だったんですよ!本体だけ買っても動かない!車買ってもエンジンは付いてませんっとか言われたら怒りますよね!モーターと電池を買って初めて動くんです!これだけでも1,000円は掛かります!
さて、ミニ四駆はお金が掛かる。世代外の方はお分かりいただけたと思います。色々とお金を掛けて、マイミニ四駆をチューンアップさせたらどうするか?家で走らせたり道路で走らせたりするわけです。でもミニ四駆はしつこいですが真っすぐにしか走りません。
走らせる場所に困る
家の中で走らせても当然ですが、オフセット衝突試験かな?というくらい壁にぼこぼこぶつけます。対物事故みたいなことを繰り返していたら、親にはうるさいし、家が傷つくから止めろと言われるし、外で走らせたくても、真っすぐ走らせれるところなんてそうそうないわけです。
側溝に消えていくミニ四駆。道端の犬のうん〇に颯爽と乗り上げるミニ四駆。酷い場合は車に潰されるミニ四駆。。やはりアニメのようにはいきません。やっぱりコースで走らせたくなるものです。ていうか本来の使い方はそうです。
当時コースを持っている人は一目置かれていました。市販は高いですし、設置場所も必要です。猛者になると牛乳パックや段ボールでお手製のコースを作っていた友人(父親作)もいて、コースがある家に遊びに行っては皆でレースしたりしたものです。私もコースを持っていたので一時は主役のように後光がさしていました。
このセッティングがいいだの、プラズマダッシュモーターは電池の消費が速いから諸刃の剣だ、だの、やれ電池はアルカリに限るなど、ネットのネの字も無い時代、コミュニティ内やおもちゃ屋のお兄さん、コロコロコミックの情報だけが頼りでした。
そんな感じで身内でのレースでマイミニ四駆を鍛えていくにつれて、己の実力が試したくなります。対外試合です。次のステップはおもちゃ屋です。
アプリゲーム内の様子
おもちゃ屋、っていうか昨今その存在屋自体が絶滅危惧品種に指定されていますが、当時はミニ四駆のコースが置いてあり、そこで自分のミニ四駆をお披露目するわけです。コース置いときゃ金になりますからね。おれのマシンの実力は猛者たちに通用するのか!?とドキドキです。
幼稚園生や小学校低学年の子とかは田舎のおじいちゃんのが運転する軽自動車か、っていうくらいドノーマルのミニ四駆をタラタラと走らせちゃったりして、【おいおいまてよと。そんなドノーマルできみたち恥ずかしくないのかい】とスカして粋がったものです(小学校高学年)。一方でボディにまで改造しかっこいいミニ四駆を走らせる余裕の中高生。煽り運転です(ミニ四駆で)。
それだけではありません。眼だけは少年のようにきらきら輝く金満大人レーサー達。アホみたいにチューンされたミニ四駆を殺人的なスピードで走らせおじいちゃんが運転する軽自動車を蹴散らす(物理)。
ぶつけられ、コースアウトしボロボロになったドノーマルのミニ四駆に駆け寄る子供。止まらないミニ四駆。店内を暴れ回るミニ四駆。。泣きわめくお子様レーサー。正に戦場があそこにはありました。
悪魔に魂を売るものも・・・
そんな神々(大人達)に対抗する為に、悪魔に魂を売る者もいました。金を掛けなくても勝てる方法はあったんです。
社外モーターの登場です。タミヤ純正のモーターよりも気が狂ったようにパワーが有り、簡単に速いマシンを作る事ができました(その分速すぎてミサイルの如くコースから飛び出してしまう諸刃の剣)。私も
【弾丸】
なる物騒なサスペンスドラマのタイトルみたいな字体の社外モーターを所持していました。一度走らせたらでたらめに速くて、手では受けれません。
その速さに周りのレーサーの釘付けになります。しかしすぐにばれます【あれ社外やな】的な何とも言えない雰囲気が漂うんです。ちょっと見せてよ、と大人レーサーに言われたらおしまい、死を意味します。よって使えるのは1日1回くらいという漫画における修行中の主人公が師匠に禁じられている必殺技的な扱いでした。
社外モーターを使うレーサーは人権がありません。酷いときは出禁になるレベルでした。
あと、経験するのが盗難です。やれ充電器が無いだの、ケースごと無いだの窃盗が横行してました。私もモーターが入ったケースが忽然と姿を消し泣いたものです。
資本力が強いものが勝つ!社会の縮図のような実力社会を見せつけられた、そんな世界がミニ四駆にはありました。
長々と話しましたが、そんな思い出が本アプリをプレイしてみて、記憶が蘇ったわけです。
いま、十数年の時を経て、サービスが終了したら何にも残らないアプリという仮想世界の中で大きな子供たちの戦い(課金)の火ぶたが切って落とされようとしています。あれです、速さを競うというかもう札束での殴り合いです。
アプリの攻略法も書いておく
一応序盤の攻略法を書くと、
・ アプリをダウンロード
・ 大人たちの傷口に塩を塗る動画を見せられる(スキップ不可)
・ チュートリアルをする(リセマラするならスキップ)
・ ☆3のレヴチューンモーターが出るまで引き直し無料ガチャを引く
・ ☆4のストレート型(スピードUP特性)のボディをスターコインガチャで引き当てる
・ 出なければリセマラ
これでいいと思います。一応アプリの名誉の為に言いますが、課金して良いパーツを引いたからといってむちゃくちゃ速くなるわけでもないですし、パーツを適当に付けても速くなりません。寧ろ遅くなります。無課金でも楽しめると思います。
とにかくモーターが肝です。☆2ではだめですし、トルクチューンでは☆3であってもスピード不足です。無料で引ける引き直しガチャで☆3レヴチューンが出るまで頑張りましょう。これをゲームだと思ってはいけません。苦行です。
いずれはコース特性によってマシンを使い分けなければいけない等、極端な差別化をして課金へと誘導していくのでしょうが、現時点ではコーナリング仕様にするんだ!とかそういう小細工はあってないようなもので、とにかくスピードが全てを解決します。
Power is everything. More is better.
です。
参考資料:
私の場合は
引き直しガチャで
☆3レヴチューン
☆3トルクチューン
スターコインで
☆4マグナムセイバー
か
☆4シューティングスター
が出るまでしっかりリセマラし、人生における無駄な時間を費しました。
実際に遊んでみましたが、掛け値なしでまあ面白いです。ネット対戦が本格始動すればもっと楽しくなるのではないでしょうか。が、やっぱり本物のミニ四駆には勝りません。
大学生時代に買い直したミニ四駆を再び取り出し、コースはヤフオクとかで安く手に入れて、でもう一度子供と遊んでみようと思います。
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