投資知識ゼロからの5万円株式投資

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【初心者向け】フリマアプリで高級ブランド時計を買うのは危険なのか【基礎知識編】

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皆様こんにちは

 

この記事は時計について全く知識を要していない人間が知ったかぶり丸出しで時計について語っている記事になります。似たようなよくわかってないのに記事にしちゃた知ったかぶり記事はこちらです。

 5manyendekabu.hateblo.jp

 

 

本記事は高級時計に興味がある、中古で買ってみたい、いくらぐらいするんだろう、と思っている方向けにまずは時計のお話から書いてみよう、という完全思い付きの初心者が初心者に書いた初心者を混乱させる誰得な内容となっております。

 

無駄にボリューミーである点、またお金持ちのガチな時計愛好家の方にとっては内容スッカスカの為、お含みおきのうえそっ閉じでお願い致します。

 

あと出オチですが、高級時計と言ったって〇〇〇万円する時計を買ってみた!とか人気ユーチューバーがやりそうなそういう類のものではございませんので悪しからず。。

 

 

 

最近はメルカリ狂のブログ主

 

 

気でも触れたんじゃないかと思うくらいメルカリで出品活動に勤しんでいるブログ主です。流行はかなり遅れてやってくるんです。ついてけないおじさんなもので。

 

昔からヤフオク派だったんですが、フリマアプリの手軽さったらないですね。直ぐに買えて送料も基本は出品者負担の明瞭会計。流行るわけです。

 

開口一番、値下げ値下げうるさい輩がいる点はなんとも度しがたいですが、そもそもフリマですからね、値段交渉は現実世界でいうと、こんにちはいい天気ですね!と同義だと思って割り切るしかないのかなと思います。数百円の品ですら値切ろうとするあの常識という概念を超越した尋常ならぬ情熱は真似はできませんが見習いたいものです。

 

1カ月近くコツコツと売っては梱包し、発送の為コンビニに向かうという地道な出品活動を経て10万数万円のあぶく銭を得る事ができました。株より儲けれるじゃん。売れるものって意外に眠っているものだなと思いました。

 

不要な物を売ってゲットした想定外のお金ですし、オークション/フリマサイトで何か買おうかなぁと思っていたところ、ふと少し値が張る高級ブランド時計がほしいな、と思い先日アナログ式の腕時計を購入しました。

 

なぜ腕時計なのか

 

このご時世、時計はスマホやパソコン等代替機に取って代わられ必要不可欠な存在ではなくなりました。スマートウォッチならいざ知らず、旧来の時計はつけていない方もブログ主の職場でも少なくはありません。

 

でも私は左手首を何かで縛られたい人間なのです。程よい重さの物が手首に乗っかる事で、やるき、元気!いわき!!のスイッチが入り、仕事モードに入る事ができます。

 

matome.naver.jp

 

プライベートでも時計は身に着けます。ファストファッションの台頭で、お手頃価格で画一化されたファッションが当たり前となった昨今、服に対して掛けるお金も減ってきた代わりに年齢相応の身だしなみの一部として、靴や帽子、バッグ、そして時計には少しお金を掛けてアクセントとして愛用しています。

 

逆に言えばこのご時世で時計を身に着ける方は時間を確認する以外の何かに意味を持って着けているのだと思います。なのでなぜその時計を身に着けるのか、その人のこだわりを時計から感じる事ができるのも時計の良さなのでは、と思うわけです。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

すみません見栄を張りたいだけです。

 

 

まず、高級ブランド時計の定義とは?

 

高級というぐらいだから価格(帯)はまず基準になると思います。またブランドの歴史や認知度、自社ムーブメント製造実績有無、等も定義に入るかもしれません。

 

名だたる高級ブランドであっても時計のムーブメント、車で言うエンジンや、その一部パーツは自社で作っていないというメーカーは少なくはありません。

 

長きにわたり時計市場を席巻したスイスのETA社を始めとするムーブメント製造を専業とする会社からOEMされた製品を買い、ポンと載せて側だけデザインしている/いたデザイナーズブランドや時計メーカー、所謂タブリスールは真の意味で高級時計とは言えない、自社で全てを手掛けるマニュファクチュールだけが高級時計と言える、という風潮も無きにしもあらずだと思います。

 

ja.wikipedia.org

 

要するに高ければ高級ブランド時計、というわけでは一概には言えないと思います。

 

高級ブランド時計を買う前にその時計の知名度、相関図を知っておくことも必要

 

時計業界は2010年頃より業界再編が加速、買収合併を繰り返しており、実はあの時計とこの時計メーカー、あのデザイナーズブランドとも同じグループ会社だったんだ、という事が当たり前になってきました。

 

相関図で例に挙げると先で申し上げましたムーブメント製造メーカーのETAスウォッチグループの傘下になります。ETAはムーブメント供給において世界の時計業界の中で一時は9割近い高シェアを維持していました(そのあおりでよくロレックス等のパチ物高級時計にもETAムーブメントが載せられてました)。

 

が、2010年より社外へムーブメントの供給を制限していったため、供給が断たれることを危惧した時計メーカー各社は自社内製化や、ムーブメント製造メーカーやマニュファクチュール企業を買収、グループ内傘下にし供給を受ける等勢力図に大きな変化が起きました。

 

時計メーカーの相関図で凄く分かりやすいサイトをご紹介しておきます。

www.rasin.co.jp

 

 

時計ブランドとデザイナーズブランドも相関関係があります。例えば、安価でファッション性が高いスウォッチと結婚指輪でも認知度が高い高級宝飾ブランドであるハリー・ウィンストンスウォッチグループの会社です。ブランドイメージとその価格高低差にビビります。全く想像がつきません。

 

選ぶ時計は一体どんな立ち位置なんだろう、と知っておくことも重要かと思います。

 

高級ブランド時計を身に着ける理由は人それぞれですが、【まったくもって気づかれない】高級ブランド時計を身に着けるのはもったいない気がします。そして気付かれないからと自分でウンチク垂れるなんて興味がない人から見れば???です。(そっ閉じください)

 

どんなブランド時計があるのか、そして上述した相関関係はどうなっているのかも知っていると、納得感と選択肢の幅が広がると思います。

 

高級ブランド時計として知名度が高い【ロレックス】と【オメガ】

 

 

オメガを高級時計と称するのは賛否があるかと思います。お手頃価格な時計を供給するスウォッチのグループの一員というのが最たる理由ですしオメガのアンティークウォッチは数万円で手に入ったりします。値幅が広く身に着ける人を選ばない、というわけです。

 

格としては、ロレックスと比べると見劣りするかもしれません。

 

ロレックスも知らない人はまずいませんね。あまりの知名度に時計のデザインも模倣されまくっています。ギターで言うとフェンダーストラトキャスターギブソンレスポールみたいな感じでしょうか。

 

ロレックスはただただ知名度が高い、値段が高いという理由で高級ブランド時計という地位を確立したわけでは無く、

 

手巻き機構が当たり前だった時代にローター(回転錘)を360度全回転式にし製品化させた自動巻き式機構、パーペチュアル機能を生み出し

 

時計に初めて日付機能を付けたと言われ午前0時のジャストタイミングで日付が変わるデイトジャスト

 

そして時計のケースに防水/気密性をもたせたオイスターケース

 

と現在の市販腕時計の基礎部分を確立した革新的ともいえる機能を生み出してきた歴史がそのブランドバリューを高めています。

 

加えてムーブメント含めて全てのパーツを自社で賄う事ができる世界規模で見ても数少ないマニュファクチュールメーカーである事もブランドイメージに一役買っている理由だと思います。

 

上記した相関図をご覧いただいたら分かるかと思いますが、ロレックスは1社だけで時計作りを行っている歴史ある会社なのです(チューダーはロレックスのパーツを使って組み上げているセカンドライン、兄弟時計みたいなものです)。

 

他方でOMEGAもまた歴史に裏付けされたブランド力を持った高嶺の花、高級時計ブランドに間違いないとブログ主は思います。

 

アポロ計画で採用され月へ行ったムーンウォッチ、ジャックマイヨールを始めプロのダイバーに愛用されるシーマスタープロフェッショナル、プロダイバーズ、007でジェームズボンドが身に着けている時計もオメガです。オリンピックの公式時計もまたオメガです。

 

技術的な部分を触れると、オーバーホールのスパン(10年は不要とも言われます)を飛躍的に伸ばしパワーリザーブの時間を向上させた実用的なマスターコーアクシャル機構のムーブメントの開発とグループ会社のETAと組み信頼性の高い技術力とその実績両輪によるブランド力を確立させています。

 

上述したコーアクシャル搭載機なんか並行輸入品ですら安くても40万ぐらいからの価格帯ですし、庶民が気軽に買える代物ではないと思います。

 

時計なんかスマホで見れますし、興味がない人にしてみれば小さな鉄の塊に40万円払えるかい、ですからね。だって布だぜ!!とも言いたくなるものです。

 

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布だぜ!!

 

matome.naver.jp

 

ロレックスは格が高いからロレックスを買え!と言いたいのではなく、やはり語れるだけの予備知識を背景に納得感を持って、歴史と知名度を持つ高級時計を選ぶ方が良いのかなと思います。

 

時計の機構を知っておく:自動巻き・手巻き・クオーツの違い

 

 

時計の内部、ムーブメントには違いがあります。一般的には自動巻きと呼ばれる機械式が高級時計オブ高級時計の中に搭載されていますが、手巻き、クオーツ式も搭載されているのでその違いについては理解しておくべきかと思います。

 

手巻き式

 

文字通り自身でゼンマイを巻き上げる事で、動力部分が動く機械式のムーブメントになります。よって自身で定期的にリュウズを回して巻き上げを行わないと止まってしまいます。いざ使おうと思って手に取ると止まっているというのは結構手間です。

 

また巻き上げすぎてしまうとゼンマイを損傷させてしまう為、扱には繊細さを必要とする機構と言えます。旧式の時計に採用されていた機構ですがオメガのスピードマスター等一部高級時計はこの機構を採用している物もありますし、オークション/フリマサイトでもこの手の機構のアンティーク時計も多く見受けられます。

 

自動巻き(オートマチック)

 

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手巻き部分を文字通り自動化する為に、時計揺れや動きを利用してローターが回転し自動的にゼンマイを巻き上げて動力部を動かす機械式のムーブメントです。

 

よって時計を動かさない=着けていないとローターが動かないため、手巻き式と同様止まります。外した後はワインディングマシーン等で時計を着けているときと同じコンディションに保つことが一般的です。

 

但し直ぐに止まるというわけでは無く、パワーリザーブという稼働時間を確保させる機能があり、例えばオメガのコーアクシャルであれば48時時間は動力が確保されるようにできています。

 

自動巻きはメンテナンスコストは掛かりますが、手入れをすればクオーツ時計以上に長寿命と言われます。針の歩みが独特でこれこそが時計と言う方もいます。

 

クロノグラフ等多機能ウォッチやトゥールビヨン等、芸術作品とも呼ばれる複雑な構造を得意としています。

 

細かな部品を組み上げて作られる故にコストが掛かるため、高級時計の中でも高価格帯の時計に採用されています。また細かな部品を組み上げている為、落下等の衝撃や磁気に弱いというデメリットがあります。

 

定期的なメンテナンスによる維持が必要な機構ですが、歴史が長く高級時計と言えば自動巻き、という認知が一般的だと思います。

 

クオーツ式

 

電子部品+機械部分のハイブリットで、時計業界に革命をもたらし、同時に歴史あるスイス機械式時計のシェア大きく奪い(クオーツショック)、淘汰を促したジェノサイドマシーン(?)的な機構です。市販時計として初めて量産化、販売したのは誉れ高き日本のセイコーになります。

 

電池を動力原とし、電力を水晶(クオーツ)が受ける事で規則的に超振動し、その振動が電子回路を通して電子信号へ変換されその信号がゼンマイに代わるステップモーターへ伝わり歯車が付いた磁石を規則的に回転させ、機械部分である歯車に回転が伝わり針を動かしています。

 

電池が切れない限り止まらない点、また時間のずれが機械式に比べてほとんど無い点は実用性が高く、安価に製造できるという価格優位性を持っています。コストダウン化が加速し、今では100均の時計すらもクオーツ式です。

 

自動巻きに比べてランニングコストも抑える事ができますが、分解修理が難しい(できない)、寿命も機械式に比べると短いと考えられています。電池切れで放っておくと液漏れしてムーブメントそのものを破損させてしまうリスクもクオーツ式の時計にはあります。

 

職人によって組み上げられた機械式に比べて資産価値が低く見られているため、高級時計でもエントリーモデルに採用されていることが多く、故に時を経て価値が上がる=リセールバリューは期待はできません(その分販売価格は大きく抑えられているというメリットもありますが)。

 

日々技術革新が進んでおりクオーツ式であっても、ムーブメントの寿命を延ばし防磁性の高い製品を開発しているのメーカーもあり一概にダメだとは言えないと思います。

 

機械式とクオーツ、どちらがいいのか?

 

高級ブランド時計の手巻き、自動巻き、クオーツを一通り使ってみましたが、特にこだわりもないけど高級腕時計を買いたい、値段を抑えたい、メンテナンス頻度は少ない方がいい、と思われる方はクオーツ式を1本目で考えても良いのでは、と思います。

 

デザインには流行り廃りはありますし、時計にも当然トレンドがあります。また年齢層に応じて相応しい時計というものもあります。10年後もその先もその時計が自分に合うのかは正直分かりません。

 

よって、メルカリやヤフオク、質屋さん等でクオーツ式の高級時計を中古で購入してみる事も有りなのでは、と思います。合わないな、買い替え時かなと思えば売ればよいのですから。。。

 

ただこのブランドのこの時計を一生使っていきたいんだ、と特定のブランド/モデルに並々ならぬ愛着を持って強い意志を持って購入される方は自動巻きが賢い選択な気がします。クオーツ式とはいえ、値段が張る高級時計です。一度クオーツ式を買って・・・と妥協するとかえって後悔するかと思います。

 

OH(オーバーホール)やメンテナンスは車で言うと車検みたいなもの

 

 

車検が切れる前に車を売る方は少なくは無いと思います。時計もこれと同じようにお金を掛けてメンテナンスをしなければならない、オーバーホールが必要な時期がやってきます。高級時計はこれが非常にお金が掛かります。

 

ムーブメントをそのまま交換する場合もありますが、一般的には機械式時計を熟知された職人さんの手で時計の内部に納められているムーブメントを分解し米粒以下のパーツを丁寧に掃除、劣化損傷している部品の交換、注油、組み上げ、そして水密性が保たれている事を確認する細かなメンテナンス作業をオーバーホール(OH)と呼びます。時計に限らず工業製品で使う言葉ですね。

 

一般的な3針タイプ(時針/分針/秒針)で有れば数万円で収まったりしますが、デイデイト付きやクロノメータークロノグラフ等、機能が多い時計のOHは2桁万円掛かる事もざらにあり、そろそろOHのタイミングかなーという時に次の時計の購入資金に充てるため売りに出す方が多い印象です。

 

私も手巻き式のオメガスピードマスターを時計買い替えの資金捻出の為、OHのタイミングで手放しました。やはり庶民にとって維持費は無視できません。

 

逆に買い手はそんなある意味事情有りの時計を相場より安いからと中古で買うと結局高くついてしまうので要注意です。OHが必要かもしれません、等書かれている時計は後ろめたさ全開の優しい警告だと思いますので、そういった時計は余程欲しいとかではない限りは避けるべきです。

 

クオーツ式もメンテナンスサイクルは自動巻きに比べて長いですが、歯車等の機械部分がある以上、やはりOHは必要となります。

 

パチ物(偽物)はすぐにバレます!

 

いくら高級時計を身に着けたいといっても、偽物は売るのも買うのもアウトです。

 

最近は技術進化で本物と見分けがつかなくなってきた、とかスーパーコピー等パチ物を評価する際に枕詞が使われますが、オークションやフリマサイトレベルで出品されているものは、偽物だと分かります。

 

メタルの質感や仕上げがチープだったり、刻印に違和感が有ったり、ロゴの字体やバランス、酷い場合はブレスが別モデル(の偽物)のものを付けてある等、恥をかく事この上ないので手を出さない事をお勧めします。そして搭載されているムーブメントが正規品と全く別物を載せてる点は決定的で、時計屋さんはOHや時に電池交換ですら拒否します。

 

時計はメンテナンスを必要とする装飾品です。偽物以前に、高級時計はブランドイメージを守る為に正規品以外の製品のアフターサービスを差別化しているブランドも少なくないですし、正規店以外、つまり並行輸入品で購入した時計ですら本物であっても一切対応しないなんて頑固親父のラーメン屋かよとつっこみたくなるブランドもあるので、しっかり調べた上で購入が必要です。高級時計は買って終わりではないので。。

 

偽物の時計は買っても持て余すのが関の山ではないでしょうか。そのお金を本物への足しにする方が有意義な使い方と言えます。

 

長々と書きました。にわか時計好きの書く記事にどこまで需要があるのか不明ですが、次の記事では中古で高級時計を買う場合の価格帯や選び方について個人的な主観に基づき需要無視で書いていきたいと思います。何を買ったか書くところまで辿り着けるかな。。。

 

 

 

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