板の読み方について。板ってなに?
皆さまこんにちは
先程の日記でも仄めかしたとおり、
今回は7638 NEWART HOLDINGSの板を使って少し、説明したいと思います。
可愛い初心者が説明する為、先輩トレーダー様は生暖かい目で見守って頂けると幸いです。
上記はNew Artの本日終値時の板の状況です。
売り、買いには流れがあり、サッカーで言うと攻めてるとき守っているとき、よしっカウンターや!みたいな攻守の流れ、野球でも野手がエラーして流れが変わる、とかそういう気配が板というもので分かります。
左側(緑色の枠)は売り板と言い、文字通り、売りたいねん!と指値注文をしている数が出ています。
右側(赤色の枠)は買い板と言い、買いたいねん!と指値注文をしている数が分かります。
中央の数字は株価です。
この【板】と呼ばれるものはあくまで【この金額で買いたい】と指値注文の数のみ拾っていて、成り行き注文は数に含まれません。
(寄り付き前は成り行き注文数は見れます)。
成行きは読んで字のごとく、とにかく値を指定しないで買いたい、売りたい、と成り行きに合わせて注文するの為、すぐに約定してしまうからです。
指値とは、この金額で買いたい、と金額を指定し注文することです。
上の板の動きを見る限りでは、買い板の方が売り板よりも厚いです。つまり、単純に買いたい人が多い!ということが読み取れます。
サッカーで言うと数的有利ですね、松木さん!(??)
一方で、売り板の板は若干薄く、44円までは6桁代の売り注文しか入っていません。
(44円、45円が露骨に高いのは何者かがこれ以上上がったら売るぞ、と蓋をして脅しをかけているように見えます。)
じゃあ売り板が薄いから良い、と言うわけにもいかず、板の状況は刻一刻と変化します。ですので、急に売りが厚くなったり、大きく変化することも往々にしてあります。
しかも性質が悪いのが、【見せ板】という違法行為を行うトレーダーがいるのです。
見せ板とは、本当に約定させる気が無いのに、大量の売り/買い注文を出し、板を撹乱する行為です。
上のNewartの板のように44円、45円に売りを厚くしていますが、もしかしたら、本当に約定させる気は無く、値動きをけん制する意味で行っている可能性もあります。
安売りの殿堂の低位株は、安価で株を買い集められる為、板の操作が露骨だったります。
例えば、現在値30円、板を見ると1円下の29円の買い板が非常に厚い。見かけは29円に落ちても買う人が沢山いる、つまり買い支えがあるように見えます。
その安心感からわたしのようなハナタレ弱小投資家が買いを集めてたところで、一気に売り&さっきまであった29円の大量の買い注文が板から消えている、とか。。
個人投資家がこれを行う事は相場操縦行為にあたり、犯罪行為です。ダメ。ゼッタイ。なのです。
板の気配(買い/売り)を見ながら、更に歩み値でリアルタイムの売り買い状況を見ることで、売りなのか、買いなのか気配を伺う為にチェックが必要だと思います。わたしもチェックするように心がけています!(仕事は!?)
歩み値についてはまた今度。